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杭泥改質の施工事例

自ら利用で建設汚泥の処理コストを削減。

杭泥改質について

建設現場の杭工事や地盤改良工事により発生する建設汚泥(杭泥、セメントミルク混じり泥土等)を現場内で中性固化し、改質土を場内において自ら利用することにより、建設汚泥の処理コストを低減します。

改質のメリット

  1. 建設汚泥を現場から搬出する必要がないため、専用運搬車の使用がなく、周囲の交通障害が生じません。
  2. 建設汚泥を現場内で改質、再資源化することにより、埋め戻し土や盛土として有効に活用ができます。
  3. 杭泥を集積して短期間での改質や泥状のままその都度の改質等、現場条件、作業条件に合わせたシステムが選択できます。
  4. 改質土は土壌環境基準値を満足し安全です。(ただし、汚染土壌は除きます。)

杭泥の種類

  1. オーガ掘削等による軟弱な泥土
  2. 場所打ち杭工事により発生するベントナイト混じり泥土
  3. PC杭工事(ニーディング工法等)より発生するセメントミルク混じり泥土
  4. ジェットグラウト、SMW工法等の深層地盤改良により発生するセメントミルク混じり泥土
  5. 石油井掘削工事により発生するザク処理

セメントミルク混じり泥土

自硬性泥土

杭泥改質施工概略図

(杭泥を集積して短期間で処理をする場合)

泥土をホッパー周囲に集積

固化ユニットシステム全景

改質後ベルコンにて排出